存在感溢れる夜のシンボル【東北電力無線鉄塔】

盛岡という街

夜の盛岡も好きだ

繁華街は賑わっていて、いつ歩いても心が弾みます。

でも、介護職であるが故に、感染防止のため夜の街に繰り出しウェイウェイと、長時間飲み歩くことができません(コロナ畜〇め)。飲み屋のごはん大好きな自分にとっては結構辛いなーっといった感じです。

とはいえ、冬場のイルミネーションも煌(きらび)やかだし、ちょっと控えめに灯されている街灯の下を歩くことも、気持ちが落ち着いて好きなんです。

そんな夜の景色に一番の存在感を放つのが…

紺屋町の、東北電力無線鉄塔です

ライトアップタワーとしての歴史

東北電力岩手支社の真上に鎮座する無線鉄塔ですが、1987年以降からライトアップがスタートしています。

震災が起きた2011年から2013年までは、休止していた時期もありますが、

2014年の盛岡さんさ踊りの時期から再スタートし、現在も盛岡という街の中で厳かにそびえたっているのです。

時間帯で言えば、18~22時の間に、10分ぐらいの間隔で色合いを変えながら、美しい姿を見せてくれます。

ライトアップコレクション

そんな東電タワー(自分はそう呼んでいる)ですが、

毎回ライトアップするたびに写真に収めたくなります。

↑主に与の字橋付近から撮っています。

合わせて4色が時間帯によって変化しますが、実際には2色ぐらいが交わるタイミングもあるので、じっと眺めてみるのも面白いかもです。

夜のシンボル、心の拠り所としての存在感

壮大なものに、人は心を動かされます(話が大きくなった)

富士山、満月、大海原、大草原(笑wではない)、

盛岡の中で言うなら、岩手山とこの夜の鉄塔だと思うんです!(個人的感想)。

ライトアップが始まる夕方6時からは、仕事終わりの会社員や、部活を終えた学生達が街中に溢れ返ります。

家路につく方、これから飲みにいく方、そんな人々がふと上を見上げると、夜の空に煌めくタワーが存在感を示します。

それを見た瞬間

「あぁ、今日も頑張ったよね自分。また明日も頑張ろ!」

「キレイだなぁ。盛岡ってやっぱりいいところだわ」

「この明かりがピンクに染まった瞬間、ワイは彼女に告白するんや!」

と、そんな感じで、市民の心に癒しと勇気・活力を与えてくれているんだ!というのは自分の妄想ですが、何度見てもあの存在感に心が癒された、という人は多いんじゃないでしょうか。

紺屋町まちなかミュージアム

そんな鉄塔の下には、もちろん東北電力の岩手支社があります。

で、その玄関前の広いスペースには、ガラスのショーケースが設営されています。

何を飾っているのかというと、時期によって、市内のワークショップで作成した作品を展示したりしているのですが、今回は東日本大震災についての紹介でした(2021.3.5現在)。もう、十年近く経つんですね…

当時の停電が起きた状況を地域別にまとめていますが、最長で2か月以上も、しかもまだ冬が終わっていない時期であるのに、電気が一切通らない場所ができたということは、改めて考えなくても恐ろしいことですね。

【おまけ】アンモナイト探し

ちなみに、岩手支社の玄関前付近の外壁は、大理石で出来ていますが、

その中にはアンモナイトのような化石も混ざっているようなので、

近くに寄った際には、試しに探して見るのも面白いかもしれませんね。

↓目印として赤いテープが張ってあります。

(なるほど。よくわからん。)

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